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ギター科 山口聖先生 ライブ情報!!

☆JAZZ VOCAL LIVE

1月16日(土)19:30~
3月5日(金)19:30~
music charge ¥3,000

大越康子(vocal)
山口聖(guitar)
苅部真由(organ)
岡本俊文(drums)

Jazz Spot ADLIB
神奈川県横浜市中区吉田町3-9 2F
JR『関内駅』徒歩3分 Tel.045-262-8111
http://www.jazz-adlib.info/ 

☆ORGAN JAZZ LIVE

2月12日(金)19:30~
music charge ¥2,000(ワンドリンク付)

山口聖(guitar)
苅部真由(organ)
岡本俊文(drums)

ミュージックスペース グレコ
JR『新子安駅』徒歩5分
https://sinnkoyasugreco.jimdo.com

☆JAZZ GUITAR LIVE

2月24日(水)19:30~
music charge ¥2,000(ワンドリンク付)
(セッションタイムあり)

山口聖(guitar)
ケイ飛鳥(bass)
大井川俊秀(drums)

ミュージックスペース グレコ
JR『新子安駅』徒歩5分
https://sinnkoyasugreco.jimdo.com

☆山口聖先生プロフィールページはこちらから

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稲毛ギター教室 ギター講師募集【カサメミュージックスクール】

現在カサメミュージックスクールでは稲毛駅周辺でギターのレッスンをしていただける講師の方を募集しております。
稲毛駅周辺の音楽スタジオ、ご自宅等ご都合の良い場所でのレッスンが可能です。

カサメミュージックスクール 稲毛ギター教室でギター講師をするメリット

◎ご都合の良い時間、場所でのレッスン

レッスンは、ご自宅または稲毛駅最寄りの貸しスタジオ等で実施していただきます。
(※稲毛以外の場所でもレッスン可能な場所があれば開講可能です)
講師と生徒様のご都合に合わせて日程を決めますので、他の音楽の仕事、作業などをしながらご都合の良い時間と場所でレッスンをすることが可能です。

◎オンラインレッスンの登録も可能

カサメミュージックスクールではオンラインレッスンも行っております。
近くにスタジオが無く、対面でのレッスンが難しい場合はオンラインのみでの講師登録も可能となっております。
※講師の在籍状況によりオンラインのみの採用は見送らせていただく場合がございます。

◎業界高水準の報酬

1レッスン(60分)につきスクールから支払われる報酬はこちらです。
・自宅レッスン 通常コース¥2,800 / アドバンストコース¥3,300/ ペアコース¥5,000
・スタジオレッスン 通常コース¥3,700 / アドバンストコース¥4,200 / ペアコース¥6,000
・オンラインレッスン ¥2,500

稲毛ギター教室 講師募集詳細

応募条件

・22歳以上
・ご自宅でレッスンが出来る方。もしくは近隣にレッスン可能な貸しスタジオがある方。
(リハーサルスタジオ、カラオケボックス等)
・プロミュージシャン、レッスンプロ、もしくはそれに相応する実力をお持ちの方。
・講師をする上で必要な社会常識、コミニュケーション能力、ビジネスマナーをお持ちの方。
・生徒様一人一人に真摯に向き合い、真心を持って対応出来る方。
・ご自分でレッスンカリキュラムを組める方。
・教える事に対し情熱を傾け、レッスン内容の向上、研鑽に常に努められる方。

留意事項

・レッスン場所はご自宅もしくは稲毛駅周辺の貸しスタジオ、カラオケボックス等となります。
・レッスンにかかる費用(スタジオ代、交通費、コピー代等)は自己負担となります。
・エレクトリックギター、アコースティックギター、クラシックギター、ジャズギター等ジャンルを問わず募集中です。

ご応募

こちらのギター講師募集ページのフォームよりご応募ください。

朝霞台ギター教室 ギター講師募集【カサメミュージックスクール】

現在カサメミュージックスクールでは朝霞台駅、北朝霞駅周辺でギターのレッスンをしていただける講師の方を募集しております。
朝霞台駅周辺の音楽スタジオ、ご自宅等ご都合の良い場所でのレッスンが可能です。

カサメミュージックスクール 朝霞台ギター教室でギター講師をするメリット

◎ご都合の良い時間、場所でのレッスン

レッスンは、ご自宅または朝霞台駅最寄りの貸しスタジオ等で実施していただきます。
(※朝霞台以外の場所でもレッスン可能な場所があれば開講可能です)
講師と生徒様のご都合に合わせて日程を決めますので、他の音楽の仕事、作業などをしながらご都合の良い時間と場所でレッスンをすることが可能です。

◎オンラインレッスンの登録も可能

カサメミュージックスクールではオンラインレッスンも行っております。
近くにスタジオが無く、対面でのレッスンが難しい場合はオンラインのみでの講師登録も可能となっております。
※講師の在籍状況によりオンラインのみの採用は見送らせていただく場合がございます。

◎業界高水準の報酬

1レッスン(60分)につきスクールから支払われる報酬はこちらです。
・自宅レッスン 通常コース¥2,800 / アドバンストコース¥3,300/ ペアコース¥5,000
・スタジオレッスン 通常コース¥3,700 / アドバンストコース¥4,200 / ペアコース¥6,000
・オンラインレッスン ¥2,500

朝霞台ギター教室 講師募集詳細

応募条件

・22歳以上
・ご自宅でレッスンが出来る方。もしくは近隣にレッスン可能な貸しスタジオがある方。
(リハーサルスタジオ、カラオケボックス等)
・プロミュージシャン、レッスンプロ、もしくはそれに相応する実力をお持ちの方。
・講師をする上で必要な社会常識、コミニュケーション能力、ビジネスマナーをお持ちの方。
・生徒様一人一人に真摯に向き合い、真心を持って対応出来る方。
・ご自分でレッスンカリキュラムを組める方。
・教える事に対し情熱を傾け、レッスン内容の向上、研鑽に常に努められる方。

留意事項

・レッスン場所はご自宅もしくは朝霞台駅周辺の貸しスタジオ、カラオケボックス等となります。
・レッスンにかかる費用(スタジオ代、交通費、コピー代等)は自己負担となります。
・エレクトリックギター、アコースティックギター、クラシックギター、ジャズギター等ジャンルを問わず募集中です。

ご応募

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川越ギター教室 ギター講師募集【カサメミュージックスクール】

現在カサメミュージックスクールでは川越駅周辺でギターのレッスンをしていただける講師の方を募集しております。
川越駅周辺の音楽スタジオ、ご自宅等ご都合の良い場所でのレッスンが可能です。

カサメミュージックスクール 川越ギター教室でギター講師をするメリット

◎ご都合の良い時間、場所でのレッスン

レッスンは、ご自宅または川越駅最寄りの貸しスタジオ等で実施していただきます。
(※川越以外の場所でもレッスン可能な場所があれば開講可能です)
講師と生徒様のご都合に合わせて日程を決めますので、他の音楽の仕事、作業などをしながらご都合の良い時間と場所でレッスンをすることが可能です。

◎オンラインレッスンの登録も可能

カサメミュージックスクールではオンラインレッスンも行っております。
近くにスタジオが無く、対面でのレッスンが難しい場合はオンラインのみでの講師登録も可能となっております。
※講師の在籍状況によりオンラインのみの採用は見送らせていただく場合がございます。

◎業界高水準の報酬

1レッスン(60分)につきスクールから支払われる報酬はこちらです。
・自宅レッスン 通常コース¥2,800 / アドバンストコース¥3,300/ ペアコース¥5,000
・スタジオレッスン 通常コース¥3,700 / アドバンストコース¥4,200 / ペアコース¥6,000
・オンラインレッスン ¥2,500

川越ギター教室 講師募集詳細

応募条件

・22歳以上
・ご自宅でレッスンが出来る方。もしくは近隣にレッスン可能な貸しスタジオがある方。
(リハーサルスタジオ、カラオケボックス等)
・プロミュージシャン、レッスンプロ、もしくはそれに相応する実力をお持ちの方。
・講師をする上で必要な社会常識、コミニュケーション能力、ビジネスマナーをお持ちの方。
・生徒様一人一人に真摯に向き合い、真心を持って対応出来る方。
・ご自分でレッスンカリキュラムを組める方。
・教える事に対し情熱を傾け、レッスン内容の向上、研鑽に常に努められる方。

留意事項

・レッスン場所はご自宅もしくは川越駅周辺の貸しスタジオ、カラオケボックス等となります。
・レッスンにかかる費用(スタジオ代、交通費、コピー代等)は自己負担となります。
・エレクトリックギター、アコースティックギター、クラシックギター、ジャズギター等ジャンルを問わず募集中です。

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千葉ギター教室 ギター講師募集【カサメミュージックスクール】

現在カサメミュージックスクールでは千葉駅周辺でギターのレッスンをしていただける講師の方を募集しております。
千葉駅周辺の音楽スタジオ、ご自宅等ご都合の良い場所でのレッスンが可能です。
ロック、ポップス、クラシック、ジャズ、フラメンコ等ジャンルを問わず募集中です。

カサメミュージックスクール 千葉ギター教室でギター講師をするメリット

◎ご都合の良い時間、場所でのレッスン

レッスンは、ご自宅または千葉駅最寄りの貸しスタジオ等で実施していただきます。
(※千葉駅周辺以外の場所でもレッスン可能な場所があれば開講可能です)
講師と生徒様のご都合に合わせて日程を決めますので、他の音楽の仕事、作業などをしながらご都合の良い時間と場所でレッスンをすることが可能です。

◎オンラインレッスンの登録も可能

カサメミュージックスクールではオンラインレッスンも行っております。
近くにスタジオが無く、対面でのレッスンが難しい場合はオンラインのみでの講師登録も可能となっております。
※講師の在籍状況によりオンラインのみの採用は見送らせていただく場合がございます。

◎業界高水準の報酬

1レッスン(60分)につきスクールから支払われる報酬はこちらです。
・自宅レッスン 通常コース¥2,800 / アドバンストコース¥3,300/ ペアコース¥5,000
・スタジオレッスン 通常コース¥3,700 / アドバンストコース¥4,200 / ペアコース¥6,000
・オンラインレッスン ¥2,500

千葉ギター教室 講師募集詳細

応募条件

・22歳以上
・ご自宅でレッスンが出来る方。もしくは近隣にレッスン可能な貸しスタジオがある方。
(リハーサルスタジオ、カラオケボックス等)
・プロミュージシャン、レッスンプロ、もしくはそれに相応する実力をお持ちの方。
・講師をする上で必要な社会常識、コミニュケーション能力、ビジネスマナーをお持ちの方。
・生徒様一人一人に真摯に向き合い、真心を持って対応出来る方。
・ご自分でレッスンカリキュラムを組める方。
・教える事に対し情熱を傾け、レッスン内容の向上、研鑽に常に努められる方。

留意事項

・レッスン場所はご自宅もしくは千葉駅周辺の貸しスタジオ、カラオケボックス等となります。
・レッスンにかかる費用(スタジオ代、交通費、コピー代等)は自己負担となります。
・エレクトリックギター、アコースティックギター、クラシックギター、ジャズギター等ジャンルを問わず募集中です。

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声楽講師の大田原瑶先生にインタビュー

2018年、日本を代表する声楽コンクール「イタリア声楽コンコルソ」にて「ミラノ大賞」を受賞し、翌年からイタリアへ留学。現在は、イタリア国立パルマ音楽院へ通いながら、オペラ歌手として舞台出演や配信ライブを行い、オンラインレッスンの講師としても活動する大田原瑶先生。かつては「声が小さく、うまく歌えないことがコンプレックスだった」という大田原先生がどのようにして声楽の道へ進んだのか、これまでの軌跡や声楽の魅力、オペラの本場・イタリアからお届けするレッスンの特徴など、さまざまなお話をお聞きしました。

-まずは、大田原先生が声楽を始めるようになったきっかけを教えてください。

母が音楽の教員で、子どものころからクラシックには馴染みがあったんですが、私が目指したのはロック歌手。でも地声が思うように出ないことが悩みでした。そんなとき、裏声がよく出ることに気づいて、高い声を使うことで有名な「夜の女王のアリア」を試しに遊びで歌ってみたら、簡単に出るじゃん!っていう(笑)。それから歌うことがどんどん楽しくなって、高校生のとき真剣に音楽の道を目指してみようと、地元の先生のもとで声楽を習い始めました。声楽というのは、その人がもともと持っている声質が重要なんですが、私は幸運なことに日本人の中ではめずらしいタイプの声質だったようで。いわゆるオペラを歌うのに適した声だったみたいです。その後、東京音楽大学声楽演奏家コースへ進学して、卒業後は、東京藝術大学大学院でオペラを専攻しました。今年で声楽を始めて9年になります。

-お仕事として初めて舞台に立ったのは、いつ頃ですか?

大学2年生のときですね。その後、コンサートで歌ったり、年に一度オペラの公演に出演したり、コンスタントに舞台に立つ機会を頂けるようになりました。

-講師を始めたのは、いつ頃からでしょうか? 

対面レッスンは、小学校の特別授業やアマチュア合唱団の指導、個人レッスンなど、日本にいたときから始めていました。2019年秋にイタリアへ留学して以降も続けていたんですが、今年はコロナ禍で対面レッスンが難しい状況になったので、5月頃から本格的にオンラインレッスンを始めることに。オンラインだと、日本はもちろん、シンガポールやアメリカ、世界中のいろんな生徒さんと出会えるのですごく楽しいです。

-大田原先生のレッスンは、どんな言語で受けられるんですか?

お話するときは、日本語、イタリア語、それと英語を少し。歌うときは、それに加えてドイツ語、フランス語、ロシア語が入ってきますね。オペラは、イタリア語以外にもさまざまな言語の歌があるので。

-イタリアと日本では時差がありますが、レッスン時間は決まっていますか?

日本時間の17時以降、夜の時間帯で受け付けています。

-では、レッスンの進め方について教えてください。

まずは、生徒さんがどのようなレッスンを希望されているのかお話をして、方針を定めることから始めます。「イタリア語を勉強しているのでイタリアの歌にチャレンジしたい」という方や、ボイストレーニングとして息を吸うだけの練習をしたい方、趣味でオペラを歌ってみたいという方から音大受験対策をしたいという方まで、皆さんそれぞれなので、まずはヒアリングして一緒に歩んでいく道筋を立てていく感じです。場合によっては、歌わずに歌詞を読むだけ、高い声を出すためのエクササイズだけということもありますし、初心者の方から経験者の方まで、臨機応変に生徒さんに合ったレッスンをできたらいいなと思っています。

-たとえば「この曲を歌えるようになりたい」という目標がある生徒さんの場合は、どのような進め方になりますか?

簡単な発声で生徒さんの声を聞かせて頂くことからスタートします。それから、その方に合った発声の種類を見つけて、一緒に発声を続けていきます。歌うために最初に必要なことは、正しく息を吸うこと。それには体の使い方が大事なので、体のどこが使えていて、どこが使えていないのか、生徒さんが発声する姿をしっかり見ることを大切にしています。発声練習の後は、歌いたい歌を一回通して歌って頂きます。それから全体的なアドバイス、フレーズの作り方や発音、音程のことなど細かいアドバイスを交えながらトレーニングを重ねていくという流れですね。声楽において、ずっと歌っていても疲れない「健康的な声」で歌うことは大きなポイントなんですが、これは一朝一夕では難しいことなので、そこに近づけるための発声方法などもお伝えしています。

-レッスンでは、イタリア語のディクションも受けられるようですね。

イタリア語はカタカナで歌えるという説もありますが、実際はそこまで単純ではないというのが現実です。カタカナ読みで日本語っぽくなりがちなところを、ちゃんとしたイタリア語に聞こえるにはどう発音したらいいか。レッスンでは、その発音法をディクションするようにしています。それから、歌詞に出てくる一つ一つの単語の意味や、曲のストーリーも説明するようにしていますね。歌っているイタリア語と日本語の意味をつなぐ訓練は大切。それによって、自然と感情を込めて歌えるようになりますし、歌い方にバリエーションがつけられるようになるので。

-イタリア語と日本語の意味をつなぐのは、なかなか大変なことだと思いますが、大田原先生の場合はどのような訓練をされたのでしょうか?

頭の中で、フレーズごとにイタリア語と日本語を対比させて読んでみたり、伴奏を流しながらイタリア語で歌うべき部分をあえて日本語で声に出して読みあげてみたり。そうやって一つずつ続けていると、体の中でわかってきて、自然と歌に感情がのせられるようになりました。オペラは、勉強すること、習得することがたくさんありますが、感情を込めるということも一つの大事な技術。いくら声がよくても棒読みだと心に響かないので、このあたりもレッスンでお伝えしていきたいですね。

-感情を出すのが苦手という人には、クリアすべき壁でもありますね。

そこをクリアできるように、私のレッスンでは褒めることしかしません(笑)。笑いの絶えないアゲアゲのテンションで「イエーイ! いいよいいよ、その感じ!」って褒めて褒めて褒めまくる。そうすると「私ってできるじゃん!」って歌いやすいオープンな環境になっていくと思うんです。特に日本人は内気な性質なので、声が出ないと自分で勝手に思いこんでいる人が多い。大きな声を出したら迷惑かなと思って、無意識に声が小さくなりがちなんです。でも人間はみんな声を持っている。だからまずは恥ずかしさをとっぱらって、メンタルを大いに開放してあげることが大事。そうすれば、お腹が使えて、体全体が広がって、声も感情も自然と出てくる。私はそのサポートをできたらいいなと思っています。

-大田原先生のレッスンの強み、アピールポイントはどんなところにありますか?

本場イタリアでベルカント唱法の専門的なレッスンを受け続けている環境にあるので、私自身が日々アップデートできていること、そしてその学びをリアルタイムで生徒さんにお伝えできることですね。それから、イタリアで日々暮らしている私の発声を耳で聞くだけでも、何かしらいい影響があるのかなと思います。声をあてる位置を“ポジション”と呼びますが、日本語を話すときに比べてイタリア語を話すときはポジションが高く、鼻の上にあてるような感覚なんです。日本にいるとそれが制御されてしまいポジションが悪くなるんですが、イタリアでずっと暮らしているとポジションがキープされる。話す発音は歌にも出るので、それを聞いて真似して覚えることで、習得が早まるのかなと思います。あとは、私はオペラを専門としているので、歌のことだけでなく、物語の時代背景や役の感情、ドラマの中の動きなど、突っ込んだことまで分析してお伝えできるのは、アピールポイントかもしれません。

-では、大田原先生が改めて思う声楽の魅力とは? 歌を始めたことで人生にフィードバックされた良いことなどもあれば。

日本人はシャイなので、大きな声を出すという体験だけでも、気分がすっきりしてストレス発散になりますし、私自身、人見知りがなくなり性格が明るくなりました。落ち着いた心の文化が発達していくのと同時に、社交的な文化が発達していく。それが私自身に起きた良い経験だったので、皆さんにもその経験を味わって頂けたらいいなと思います。それから、声楽を続けることによって、勉強することのおもしろさ、自分の知識が増えていく喜びも感じています。声の知識、言語の知識、作曲家の知識。さまざまな知識を身につけることで、芸術的な視野が広がり、心の豊かさが養われていく感じがしていますね。

-最後に、これから声楽を始めたいという方へメッセージをお願いします。

まずは、興味を持ってくださったことからご縁が始まっていると思うので、お話だけでもレッスンで体験して頂けたら嬉しいです。声楽の道に一歩足を踏み入れたら、きっと何かいいことがある。見える景色が変わり、世界が広がっていくと思います。私が目指すのは、終わった後にハッピーな気持ちになれるレッスン。和気あいあいと、ぜひ一緒に笑って楽しく歌いましょう!

取材・文/岡部徳枝 text by Norie Okabe
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人気トロンボーン講師、有賀祐介先生の音源紹介【MONOLOGUE 〜バストロンボーンによる無伴奏曲集】

こんにちは、カサメミュージックスクールです。今回はバストロンボーン奏者であり人気講師の、有賀祐介先生のセカンドソロアルバム、【MONOLOGUE 〜バストロンボーンによる無伴奏曲集】のご紹介です。
ファーストソロアルバムから7年を経て進化したクラシック音楽家としての技巧、解釈を存分に織り交ぜて吹き上げた至極の一枚となっております。全国のCDショップ、オンラインショップにて取り扱っておりますので、ぜひチェックしてみてください!

【タイトル】MONOLOGUE ~バストロンボーンによる無伴奏曲集
【品番】IMCM-2016
【定価】2,000円+税
【発売日】2014年11月30日
【アーティスト】有賀祐介(バストロンボーン)
【レーベル】アイエムシーミュージック(アイエムシー音楽出版)
【収録曲目】

1. Monologue / Jerome Naulais
モノローグ/ジェローム・ノレ
2-3. Sonata Breve / Walter S.Hartley
ソナタ・ブレーヴェ/ウォルター・ハートリー
4. Meditation / Hidas Frigyes
メディテーション/ヒダシュ・フリジェシュ
5. Bass Lines No.2 Spain / David Fetter
スペイン/デイヴィッド・フェッター
6. Variations on Palestrina’s Dona Nobis Pacem / David Fetter
パレストリーナの主題による変奏曲/デイヴィッド・フェッター
7. Twelve Fantasias No.2 a moll / G.P.Telemann
12の幻想曲 第2番 イ短調/ゲオルク・フィリップ・テレマン
8-13. Cello Suite No.2 BWV.1008 d moll / J.S.Bach
無伴奏チェロ組曲 第2番 BWV.1008 ニ短調/J.S.バッハ
14. A Song For Japan / Steven Verhelst
ソング・フォー・ジャパン/スティーブン・フェルヘルスト

【アーティストプロフィール】

・有賀祐介 / バストロンボーン
1980年生まれ、東京都出身。東京藝術大学卒業。トロンボーンを伊藤清、有賀道従の各氏に師事。第4回、第5回日本トロンボーンコンペティション第2位。東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。元東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。2007年ファーストアルバム「FIREBASS」、2014年セカンドアルバム「MONOLOGUE」発売。

【販売情報】

・各オンラインショップ(Amazon、HMV、楽天など)で販売、各CDショップ・楽器店店頭で取り扱い可能。
※流通取次:ラッツパック・レコード(株)
・アイエムシーオンラインショップ( https://publishing.imc-music.net/imcm-2016 )にても取り扱い。


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人気トロンボーン講師、有賀祐介先生の3rdアルバムリリースのお知らせ

こんにちは、カサメミュージックスクールです。バストロンボーン奏者であり、当スクールでも大人気の有賀祐介先生の3rdアルバムのリリースが決定いたしました!
バストロンボーンの様々な魅力の詰まった聴き応えのある一枚です。是非チェックしてみてください!

【タイトル】SONGS ~バストロンボーンによる日本の歌と独奏曲
【品番】IMCM-2020
【定価】2,000円+税
【発売日】2020年12月25日
【アーティスト】有賀祐介(バストロンボーン)、有賀美佐子(ピアノ伴奏)
【レーベル】アイエムシーミュージック(アイエムシー音楽出版)
【概要】

バストロンボーン奏者、有賀祐介のセルフプロデュースによる3rdアルバム。日本の歌(童謡唱歌)とバストロンボーン独奏曲を収録。バストロンボーン独特の力強い低音だけでなく様々な音色を楽しめる稀有な1枚に仕上がっている。
日本の歌は、有賀が敬愛する作曲家、源田俊一郎氏による合唱編曲版のピアノ伴奏に合わせ、情緒あふれる旋律を豊かに奏する(ピアノ伴奏は母親の有賀美佐子氏)。独奏曲は金管・木管楽器の現代作曲家として著名なウィリアム・プレッサーによる「Three Folktales(3つの民話)」を選曲。

【収録曲目】

1. 三つのわらべうた 編曲/源田俊一郎
ずいずいずっころばし~通りゃんせ~あんたがたどこさ
2. 童謡メドレー 編曲/源田俊一郎  作曲/平岡照章、中山晋平、井上武士、本居長世、山本雅之、海沼實
子鹿のバンビ~背くらべ~うみ~七つの子~森の小人~みかんの花咲く丘
3. 初恋 作曲/越谷達之助
4. 四つの動物のうた 編曲/源田俊一郎 作曲/海沼實、中山晋平
おさるのかごや~兎のダンス~証城寺の狸囃子~ねこふんじゃった
5. 花 作曲/滝廉太郎
6. 小さな四季 編曲/源田俊一郎 作曲/岡野貞一、下總皖一、草川信、文部省唱歌
春が来た~こいのぼり~たなばたさま~海~虫の声~冬の夜~どこかで春が
7. ふるさとの四季 編曲/源田俊一郎 作曲/岡野貞一、小山作之助、文部省唱歌
故郷~春の小川~朧月夜~鯉のぼり~茶摘~夏は来ぬ~われは海の子~村祭り~紅葉~冬景色~雪
8-10. Three Folktales 作曲/William Presser
Andante、Adagio、Allegro
11. 宵待草 作曲/多忠亮

【アーティストプロフィール】

・有賀祐介 / バストロンボーン
1980年生まれ、東京都出身。東京藝術大学卒業。トロンボーンを伊藤清、有賀道従の各氏に師事。第4回、第5回日本トロンボーンコンペティション第2位。東京文化会館新進音楽家デビューコンサート出演。元東京藝術大学管弦楽研究部非常勤講師。2007年ファーストアルバム「FIREBASS」、2014年セカンドアルバム「MONOLOGUE」発売。
・有賀美佐子 / ピアノ伴奏
1950年生まれ、東京都出身。東邦音楽大学卒業。ピアノをヤーノシュ・ツェグレディ、田邊徳子の各氏に師事。現在はソリスト、合唱などの伴奏者として活動中。

【販売情報】

・各オンラインショップ(Amazon、HMV、楽天など)で販売、各CDショップ・楽器店店頭で取り扱い可能。
※流通取次:ラッツパック・レコード(株)
・アイエムシーオンラインショップ( https://publishing.imc-music.net/imcm-2020 )にても取り扱い。


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オンラインのトロンボーンのレッスンも行っております
【オンライントロンボーンレッスンのお申し込みはこちら】

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ヴィオラ、ヴァイオリン講師の三原明人先生にインタビュー

5歳からヴァイオリンを始め、中学生からはジュニアオーケストラでヴィオラの演奏もスタート。国内外で数々のオーケストラや著名なソリストと共演し、その演奏歴は約30年という三原明人先生。現在は、数々のオーケストラと共演するほか、自身主宰による「アンサンブル・テレマン」にてヴァイオリンとヴィオラのソロと室内楽演奏で活躍中です。演奏者としてだけでなく、作曲家、指揮者としても活動。講師としては、現在東京音楽大学指揮科で指導を行う傍ら、ヴィオラ、ヴァイオリンのプライベートレッスンを行っています。今回のインタビューでは、指揮者、作曲家としても活躍する三原先生のこれまでの軌跡やヴィオラの魅力、レッスンのポイントなど、さまざまなお話をお聞きしました。

-三原先生は、ヴァイオリン、ヴィオラの奏者、作曲家、指揮者とさまざまなお顔をお持ちですが、そのような多彩な活動をすることになった経緯を教えて頂けますか?

始まりは、趣味でヴァイオリンを習っていた7歳のころ。ふつうの子供はひたすら弾くことに夢中になると思うんですが、僕は与えられた“曲”のほうに興味があって。たとえばレッスンで「バッハのやさしいコンチェルト」を弾きましょうとなると、弾いているうちに、その曲を真似したスタイルで自分の曲を書いてみたくなるんです。いざ書いてみるとすごく楽しくて、自分で作曲して弾くという喜びが生まれて、それからヴァイオリンの独奏曲をたくさん書くようになりました。中学生で地元のジュニアオーケストラに入ってからは、交響曲やオーケストラの曲があることを知り、ほかの人の管楽器や打楽器の演奏も聞くようになったことで、独奏以外の曲も作り始めました。人と合奏することのおもしろさを体感し、趣味ではなく専門の勉強をしたいなと思い始めたのも、ちょうどこの頃からです。

-ヴィオラを始めたのも、その頃ですか?

そうですね。ヴァイオリンは弦楽器の中で花形ともいわれ、誰でも知っている楽器。メロディーを一番高い音域で弾くことから華やかに見えますし、音楽学校でも専攻する人が多いんです。対してヴィオラは認知度も低く、ソロの曲も少ないし、わざわざやろうと思う人は少なかった。当時のジュニアオーケストラの中でも弾く人がほとんどいなかったので、だったら自分がやってみようと。作曲をやっていた関係上、いろいろな楽器に興味がありましたし、弓使い、指の押さえ方、構え方はヴァイオリンと同じなので演奏しやすかったというのも理由の一つです。そのためヴァイオリンからヴィオラへ転向する人が多いようです。

-東京芸術大学ではヴァイオリンではなく、ヴィオラを専攻なさったんですよね。

はい、ヴィオラを学びながら、作曲もずっと続けていました。指揮者としての勉強をしたいと思い始めたのもこの頃です。在学中に自分で書いた曲をオーケストラとヴィオラのソロで演奏することになり、私はヴィオラを演奏し、指揮はほかの人にしてもらったんですが、そこで感じたのは、自分が作った曲を人様に託すとこんなに違うものになってしまうのかと(笑)。やはり自分が作った曲というのは、自分が一番良く知っているものなんですよね。ですから、自分で指揮するのが一番なんです。モーツァルトもベートーベンもワーグナーも指揮者。曲を書くし、楽器を演奏するし、オーケストラで指揮をしている。それに気づいたとき、オールマイティな音楽家を目指そうと、指揮を勉強するためウィーンの国立音楽大学へ留学しました。その後、ヨーロッパで指揮者として舞台に立ちながら、ヴィオラの演奏も続けていたんですが、中でもレナード・バーンスタイン、クラウディオ・アバドという世界的な指揮者のアシスタントをできたことは非常に勉強になりました。指揮者としては、彼らがどう音楽を作っていくのか、すぐそばでその過程を見られたこと、演奏家としては彼らの指揮でオーケストラの一員として弾きながら体感できたこと、それが今の自分の大きな糧となっています。

-ヴィオラという楽器について、まだ良く知らない方のためにも、演奏歴30年の三原先生からその魅力について教えて頂けますか? 

ヴィオラは、ヴァイオリンに比べて音域が低く太い音を出します。いぶし銀の声といわれ、その独特の渋い音はまず大きな魅力だと思います。また、合奏においてヴィオラは内声にあたるので、高い音のヴァイオリン、低い音のチェロといった外声の間で、どれだけしっかりと接着剤の役割を果たせるかということがポイントになります。音楽の進め方をリードしてあげるパートであり、全体の演奏の成果にとても影響がある。いうなれば、縁の下の力持ち。作曲する過程でそのことがわかり、演奏する立場としても魅力的な楽器だと感じるようになりました。それから、バッハやモーツァルトといった大作家は、弦楽器を合奏する際、必ずヴィオラを演奏していたというのも興味深い話です。なぜかというとやはり合奏の際、中に入って全体を見渡すことができ、統率をとるには最適なセクションだからだと思います。ほかにも、「新世界交響曲」で知られるアントニン・ドヴォルザークはヴィオラ奏者でした。ヴィオラのことを知り尽くして曲を書いているので、必ず見せ場のおいしい場面になるとヴィオラにメロディーが回ってくる(笑)。そういうことを知って演奏すると、ますますヴィオラという楽器の奥深さ、おもしろさを感じられると思います。

-三原先生が始めた当時から比べて、ヴィオラはだいぶポピュラーになったのでしょうか?

人口的にヴァイオリン奏者と変わらないくらい増えつつあります。特に若い奏者が増えてきましたね。ヴァイオリンの名曲はそれこそたくさんありますが、ヴィオラの名曲はまだまだ少ないので、そこに着目し、現代作曲家がヴィオラのための曲を書くようになっています。新しい自分の音楽を作るための楽器として注目されている傾向があり、まだまだ魅力が開発できる途上の楽器といえますね。

-では、具体的なレッスンの進め方について教えてください。

まずは、ご自身が演奏したい曲を実際に弾いて頂き、どの程度マスターされているのか診断してから、レッスンの進め方を決めていきます。事前に自分が弾く指使い、弓使いを書き込んだ楽譜を送って頂くこともお願いしていますね。皆さん、体も指もそれぞれ構造が違うので、書いたとおりできる人もいれば難しい人もいる。レッスンでは、その選択が合っているのかを確認しながら、アドバイスしていきますが、レッスン前にまず、生徒さんがどういうふうに音楽を作ろうとしているのか理解しておくことは、とても大切だと思っています。

-生徒としては、事前に情報を共有できると、レッスンも効率よく進められて嬉しいですね。

ほかにも、今年になって始めたことなんですが、レッスン前に生徒さんに演奏を録画して頂いて、それをYoutubeに限定公開でアップしてもらう方法も取り入れています。私がそれを観てお伝えしたいことを事前にまとめておき、コメントしながらレッスンを進めていくという流れ。生徒さんとしては、録画した演奏をご自身で見るわけですよね。たいがい自分の演奏って嫌だなと思って何度か撮り直すと思います(笑)。そこから、ある程度これなら観てもらえるかなというレベルまで仕上げてアップする。その時点ですでに成長しているんですよね。自分のことを客観的に見て嫌だなと思った部分を直しているので。レッスンでは、私が観て問題に感じたところだけ抜き出して演奏してもらうので効率もよい。これは、オンラインレッスンにおけるメリットだなと実感しています。

(※動画を使用したレッスンは対面レッスンでは行っておりません)

-効果的な練習方法も教えて頂けるということですが、それはどのようなものですか?

練習は、長くやればよいというものはないんですね。うまくなる練習とそうでない練習がある。うまく弾けていない箇所があれば、どうやって練習してるのかを聞き、どういう練習をしたら効果的かお伝えしています。それから、1日に15分しか練習できないという忙しい方には、限られた時間で何をしたらよいかという点もアドバイスしますね。でも、必ずしもプロの方ばかりではないので、完璧を目指さなくていいという方も当然いらっしゃいます。楽しんで弾くことが一番で、それにはどうしたらよいか。それぞれご本人の目的や、目指すレベルに合わせたレッスンを一緒にできたらいいなと考えています。

-三原先生のレッスンの強みはどのようなところにあると思われますか?

少しおかしな話ですが、自分が天才的なプレイヤーではなかったので、人に教える立場になったとき、できない人の気持ちがわかるということです。野球の世界でも名選手=名監督ではないという話がありますが、天才的にできてしまう人は、ほかの人がどうしてできないのかわからないという場合が多いんじゃないかと。私が専門家を目指したのは15歳と遅いほうなので、苦労しながら技術を習得して“できないことができるようになった”という経験をたくさんしてきました。それが今役立っているかなと思います。それから、作曲家、指揮者としては、音楽的な視野を広く持つことが必要なので、その経験によって多角的な方面からプレイヤーを見られるようになったと思います。なので、ヴィオラ奏者だけだったら見えてこなかったアドバイスができるのではないかと。たとえば、演奏技術は完璧でも、音楽を作るという作業ができない人がいます。弦楽器は技術が難しいので弾けたらOK!と考えてしまう人が多い。ビブラートができればたくさんかけたり、弓を早く使えたらとことん早くしたり、必要がない場面でも、持っている技術を全部出してしまうことがあるんです。でも音楽は、どういう音を鳴らしたらよいか理想に基づいて音を作っていくもの。技術の正しい使い道を見い出せるようなアドバイスができたらと思っています。

-音大受験対策のレッスンも実施されていますが、その内容について教えてください。

大学によって課題曲の傾向があるので、まずはどの学校に行きたいか照準を合わせること。それによってレッスンする曲を決めていきます。入学試験は、ほとんどの場合、伴奏なしで1人で弾かされるので、スケール(音階)をちゃんと弾けるようになることは基礎中の基礎。審査員を前に1人で弾くとなると、たいていの人は緊張して平常心を保てなくなり、自分の音も聞こえなくなってしまいます。それでも崩れない指の形、フォーム、守っていけるスケールを鍛えていくようなレッスンをできたらいいなと思います。どんな大家でも本番のときは緊張します。なので、試験のときは最初から「平常心では弾けない」という覚悟で(笑)。確かな技術と気持ちの強さを持っていられるよう生徒さんをサポートできたらと思っています。

-これからヴィオラを購入する人は、どのように選んだらよいでしょうか?

ヴィオラは短いもので38cm、大きいもので43cmと胴の長さに差があります。標準的なサイズは40㎝なので、それをひとつの目安にしたらよいと思います。竿も太さがまちまちで、細ければ指で弦を抑えやすく、太いと抑えにくいという傾向があります。ご自身の体形や指の付き方、長さによって自分にフィットする楽器を選ぶことが大事ですね。楽器選びでは、当然いい音が出ることも大事ですが、まずはしっかり持てること。手を伸ばした状態で、竿の先端にある糸巻きを掴めるかどうか。これも1つの基準です。

-本格的に講師を始めてから10年ということですが、レッスンをしていて嬉しかったことはどんなことですか?

レッスンは、生徒が一方的に先生から受け取るものではなく双方で一緒に勉強するもの。生徒さんのほうがいいアイデアを持っている場合もありますし、自分が考えていない音楽を持っていることもあります。それを吸収しながら、さらによくするためにはどうしたらいいか、生徒さんの個性を見つける過程がレッスンだと思っています。ですから、同じ曲を、同じ弓使い、指使いで教えたとしても、みんな絶対に同じ演奏にならないんです。そうやって、それぞれの良さが出たときは本当に嬉しいですね。私自身も、生徒さんのおかげで自分の音楽の引き出しが増えるので、まさにギブアンドテイクだと思っています。

-では最後に、 これからヴィオラを始めたいという方へメッセージをお願いします。

ヴィオラを始め弦楽器は、音を出せるようになるまでが難しいもの。誰かが弾く音を聞いて素晴らしいと思って始めてみたものの、自分ではその音にならないという悩みを抱えることからスタートします。そこでつまずいてしまうと、興味が失せてしまうことがあるかもしれませんが、ある程度音を出せるようになれば、その先はスムーズ。ヴィオラの音に魅力を感じて始めたら、いつかはその音が出るぞという気持ちを諦めずに、理想のイメージを持ち続けて取り組んで頂けたら。そのために私も一緒に勉強しながら理想の音楽を作っていけたら嬉しいですね。

取材・文/岡部徳枝 text by Norie Okabe
【講師演奏動画】
主なレッスン場所
松戸、柏、池袋、巣鴨、千石、日暮里、西日暮里、北千住、綾瀬、オンラインレッスン
※訪問・出張レッスン対応地域:千葉県(松戸市、柏市、市川市)、及び東京都内は池袋から上野までの山手線沿線、及び北千住

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飯田未奈先生 オンラインボーカルレッスン開講のお知らせ

こんにちは、カサメミュージックスクールです。
この度ボーカリストの飯田未奈先生のオンラインボーカルレッスンが開講となりました。

飯田先生は17歳の時に地元長野のアクターズスクールにてボーカル、HIPHOPダンス、ライブ活動をスタートされ、東京スクールオブミュージック専門学校ボーカルコースを卒業後、テレビ出演やソリストとしてのコンサート出演等、様々な舞台で活躍されています。

飯田先生はレッスンのクオリティや楽しさを常に追求されており、どんなに小さな事でも生徒様に寄り添い、全力でサポートします。
レッスンは腹式呼吸、発声練習(音階)、歌唱指導等、お一人お一人に合わせて行いますのでボーカルやボイトレのレッスンを受けた事のない方もご安心ください。

ポップス、ロック、R&B、アニソンなど様々なジャンルのレッスンが可能です。
オンラインボーカルレッスンは全国どこでもご受講可能ですのでこの機会に是非一度体験レッスンをご受講してみませんか?

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矢野修先生のフィンガースタイルギターの基礎練習 イントロダクション【動画紹介】

みなさんこんにちは、カサメミュージックスクールです。
今回はギター科講師、矢野修先生の動画【Basic Finger-Style Guitar Technique Lesson Series】のご紹介です。
クラシックギターをこれから始める方や、ジャンルを問わずフィンガースタイルのギターテクニックを基礎からしっかり身に付けたい方におすすめの動画となっています。
動画は、イントロダクション〜Lesson①〜⑩の全11本を順次公開していきますのでお楽しみに!


【Basic Finger-Style Guitar Technique Lesson Series introduction】

矢野修先生 レッスン動画 クラシックギター入門編


レッスン用のテキストPDFが下記のリンクよりダウンロード可能です。

Lesson 1【左手指の基礎 warm up Exercises/1234】

Lesson 2【右手指の基礎アルペジオ Exercises/pima , 右手指の基礎コード Exercises/pima】

Lesson 3【左手の基礎 Finger Gymnastics の練習の仕方】

Lesson 4【Scale の練習の仕方】

Lesson 5【Villa-Lobos Study No1. 右手指の Exercises】

Lesson 6【Major Scale Interval Exercises/Interval 3rd/4th/5th/6th/7th/Octave/10th/Diatonic Chords】

Lesson 7【右手指の Tremolo Exercises】

Lesson 8【Summertime – Level 1】

Lesson 9【Summertime – Level 2】

Lesson 10【Summertime – Level 3】


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田原歩先生にドラムのレッスンについてインタビュー!

みなさんこんにちは、カサメミュージックスクールです。
今回はカサメミュージックのドラム講師であり、様々な現場で音楽経験を積み、レッスン経験も非常に豊富な田原先生にレッスンの進め方についてお伺いしました。

【田原先生の講師プロフィール&レッスン内容はこちら】

【田原先生のオンラインレッスンコラム】

☆田原先生の主なレッスン場所
八王子、北野、町田、調布、オンラインドラムレッスン

【やりたいことを優先しつつも、その裏で確実に進歩するよう練られた精度の高いカリキュラム】

-田原先生のドラムレッスンでは特定のカリキュラムなどは設けているのでしょうか?それとも 生徒様のご要望に合わせるといった感じでしょうか?

生徒様のご要望に答えることを最優先に考え、その時やりたい内容を常にヒアリングしレッスン内容を組み立てます。その上でスティックの持ち方やフォームなどの基本的なことを並行して指導しています。
ただ、僕の中ではカリキュラムがあり、その上で生徒さんのやりたいことを優先しつつも、実は裏でカリキュラムが少しずつ進んでいるといったレッスンの進め方にはしています。
好きな曲をやりつつも、最初は曲を簡略化して初心者でもできるようにしていって、徐々にその簡略化具合が減っていって、結果的にカリキュラムが進んでるというイメージです。

-生徒様にはスティックも持ったことがないような完全な初心者の方もおられますか?

むしろ完全な初心者の方のほうが多いです。
初めての人はむしろ曲よりも「基礎を教えてください」って人は意外と多いですが、そういう時も逆に僕のほうから「曲をやりましょう」って言っちゃいます。
「基礎が出来ていないのにいきなり曲なんて。。」と思う人が多いのですが、曲を叩いていく中で少しづつ土台が出来ていけば良いんです。
とにかく楽しくドラムを叩いていただくのが最優先なので。
結果的に皆さんそれが楽しいようです。

【リズムトレーニングの方法】

-ドラムの場合、基礎練習の一種でクリックを使うリズムトレーニングもあると思います、そういった練習は重要ではありますが、なかなか楽しく練習するのが難しいとも思います、リズムトレーニングはレッスンでどう実施されてますか?

そうですね、ただ僕の場合は最初に
「もうとにかく大事で絶対にやったほうがいいです」
というよりは「クリックのみでのリズムトレーニングは基本的にはつまらないもので、ストレスでドラムが嫌いになってはダメなので、無理してやらなくて大丈夫です。ただ、必要です。」
と言っています。
リズムトレーニングだけのレッスンはつまらないという印象だけで終わっちゃうので、そのレッスンの時間内に必ずそのトレーニングがどこでどう生かされるのかというゴールを見せてあげるようにしています。
あとは自主的にご自宅で練習してもらえたら完璧です。

-これからドラムを始めたい方に一言お願いします。

ドラムは、やっぱり他の楽器に比べると難しいみたいなイメージがありますが、逆に僕は他の楽器に比べると始めてからの達成感とか、楽しさを感じるまでが早いと思っていて、始めてから1曲通してできるようになる期間も早いと思います。
ようは簡略化しやすい楽器なので、そういう意味ではそんな難しく考えずに1回とにかく叩いてみる、するとイメージが変わると思いますので「敷居が高い」ていうのを一度拭い去ってほしいと思います。
ドラム演奏が手足をバラバラに動かすという印象が強いと思います。レッスンを進めていくと少しづつ気づいてくると思いますが、実は手足バラバラではないよという事を僕は伝えたいです。
とにかく、そんなに敷居を高く考えずに気軽に始めていただけたらとても嬉しいです。

【まとめ】

・田原先生のレッスンでは、基本的に生徒様のやりたいことを最優先でやりつつも、実はその裏で練られたカリキュラムが同時進行しており、楽しみながら効率よく上達できる

・全くの初心者の方でも安心してレッスンを受講でき、基礎練習も行うが、比較的早く曲の練習もできる。

・ ドラムのレッスンでクリック練習は大事ですが、それだけだとつまらなくなるのでレッスン時間内を曲の練習など色々織り交ぜてレッスンをする。

田原先生は多くのバンドでのドラムや、ライブサポートやレコーディングなどミュージシャンとして様々なキャリアを積んでこられ、ドラム講師としてのレッスンの経験も非常に豊富な先生でございますので、生徒様のやりたいことを優先しつつも、確実にステップアップができるカリキュラムを同時進行で実施できるのは、講師としての豊富な経験によるものなのではないでしょうか。

これからドラムを始めたい方も、すでにドラムをやっておられ伸び悩んでおられる方も、楽しみながら確実に上達できる田原先生のレッスンを検討されてみてはいかがでしょうか?

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