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練習する時に気をつける事(ギター編)No.1【注意が必要な運指】

みなさんこんにちは、カサメミュージックスクールです。
ギターで曲をコピーする時や練習の時に大切な事について、主に技術的な部分に焦点を合わせていくつかお話ししたいと思います。

指使いについて

一つ目は指使いについてお話します。
市販されている教則本などの練習フレーズにはほとんどの場合指使いが記されています。
もちろんそれはある程度の指標として参考にする事は大切な事だと思いますが、あまりこだわり過ぎると危険な場合があります。人間には得手不得手があり、それはプロのギタリストでも同じです。教則本にこう書いてあったから、憧れのギタリストがこう弾いているから、と言う理由で特定の運指に拘り過ぎると結果的に上達の遠回りになる事があります。
特に小指や薬指の使い方には注意が必要です。

筆者もあるフレーズの運指に拘り続け痛い目にあった事がありますので、実体験としてご紹介したいと思います。
その拘り続けたというのが下記の様なフレーズです。

【譜例1】


当時私はこのフレーズの1弦と2弦の部分が中々綺麗に弾ける様にならず悶々とした日々を過ごしていました。
その時練習していた運指が下記の様な形です。

【譜例2】


当時憧れていたギタリストがこのフレーズの1、2弦部分を小指を使って弾いていた為、ここは小指を使って弾いて当然なのだと考えておりました。

その結果、悲しいことに結局2年以上経っても綺麗に弾ける様にはなりませんでした。
練習不足が原因かと思いかなりの時間を割いて練習しましたが全く効果は現れず。。
半ば諦めかけていた時、その頃通っていた専門学校の師に思い切って聞いてみました。(当時は聞くことも恥ずかしいと思っていました)
『先生、このフレーズがどんなに頑張っても弾けないんです。。』
と言って師の前で弾いて見せてみたのです。

すると師は即座に

『そのパターンの場合、1弦2弦は小指使わないよね、普通』

と仰ったのです。

他の運指の可能性など全く頭になかった私は、『いやいや、小指使わないのは駄目でしょ、かっこ悪い。。』そう思いました。
とは言えこのまま何もせず、また悶々とした日々を過ごしていても埒が明かないと思い、思い切って運指を変えて見ると、嬉しいのか悲しいのか、その日のうちに綺麗に弾ける様になってしまったのです。
実際弾ける様になると嬉しさもありましたが、同時に『小指使って無いしな、、』と少し敗北感の様な悔しさも感じていました。しかしそのうちに『弾けないよりずっと良い』と言う事に気が付いたのです。
今思えば本当に無駄な時間を過ごしてしまったなと後悔しています。
この様な拘りは真面目な人ほど持ちやすいのかなと感じます。

今回のフレーズにしても、おそらく小指を使ったパターンでもすんなり弾けてしまう人もいるかと思います。
しかし気をつけなければいけない事は、手の運動性は個人差がかなり大きく、鍛えてどうにかなる場合とそうでは無い場合があると言うことです。
誤解していただきたく無いのは小指は使わない方が良いと言いたい訳では無く、小指を使った方がやり易い場面もありますし、小指が使えた方が音楽的な可能性が広がる可能性がある事は間違いの無い事実です。
自分の指と相談しながら、自分に合った運指を見つけて行く事が大事だと思います。
個人差はありますが、一定の基準としてこの様な場合は小指の使用は気をつけた方が良い、と言った事をお伝え出来ればと思います。

気をつけた方が良い運指

・薬指&小指のコンビネーションに注意

実は一番動きの悪い指は小指では無く薬指と言われています(死に指と言われたりもするそうです)
小指が上手く使えないな、と言う時は実は薬指が原因だったりする事もあるのです。
ただ一概に一番動きが悪いとは言えず、前後関係によって変わって来ます。特に薬指と小指を順番に使用する場合にパフォーマンスの低下が顕著に現れます。
その中でも下降フレーズ(音階を下がって行くフレーズ)には特に注意が必要です。

なぜ特に下降なのかと言うと、指は押さえる(握る)動作よりも離す(開く)動作の方が苦手(普段意識して行う事の少ない動作)なため、指を離していく動作の下降フレーズの際により不安定になりやすいのです。
今回のフレーズの場合、指使いは以下の形が好ましいと言えます。

もちろん小指を使った運指で問題なく弾ける方は小指を使っていただいて問題無いかと思います。
ただいくら練習しても弾けない様な場合は、小指を使わない運指も練習しつつ自分にあった運指を見極めて行くのが良いと思います。

(※弾けない原因が指使い以外の部分(フォームや力み等)にある可能性もありますのでご注意ください)

ピッキングパターンについて考える時にも上記の様な事が起こり得ますので、また別途記事にしたいと思っています。

次回はタブ譜を読む際の注意点についてお伝えします。

お読みいただきありがとうございました。

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