【トランペット】今日からできる!音がスムーズに出る3つのコツ

【はじめに】独学や部活でトランペットの壁にぶつかっていませんか?

トランペットの上達に悩んでいる女性
「憧れてトランペットを始めてみたけれど、そもそも音が出ない……」
「YouTubeや教本を見て練習しているけれど、すぐにバテてしまって、高い音なんて夢のまた夢……」
そんなお悩みを感じていませんか?

楽器を手に取った初期の段階で「音が出ない」「バテやすい」という壁にぶつかり、そのまま楽器をケースにしまってしまう方は少なくありません。実は、独学や、学校の部活でがむしゃらに練習している人の多くが、知らず知らずのうちに「もったいない習慣」にハマってしまっています。

今回は、洗足学園音楽大学でトランペットを専攻し、現在はボーカリストとしてもステージに立ちながら、ブラスバンドや吹奏楽部から個人レッスンまで多くの方を指導している現役プレイヤーの視点から、具体的な解決策を分かりやすく解説します!

【こんなお悩みありませんか?】「音を出すこと自体」が最初の大きなハードルです

トランペットは、数ある楽器の中でも「音を出すこと自体」が最初の大きなハードルになる楽器です。

「自分には音楽の才能やセンスがないのかな……」と諦めてしまう前に、まずは安心してください。
音が出ないのはあなたの根性が足りないわけではなく、学校の授業や部活の限られた時間ではなかなか教わることのない「身体や息の使い方のコツ」を知らないだけなのです。

【なぜ音が鳴らないのか?】独学や部活の練習で陥りやすい3つの落とし穴

学校の吹奏楽部やブラスバンドでは、パート練習の時間は限られており、それ以外は大人数での合奏や基礎合奏がメインになりがちです。顧問の先生が金管楽器の専門家ではない場合も多く、「一人ひとりの特徴や口の形」まで手が回らないのが現実です。
そんな環境や独学の中で、よくある落とし穴が以下の3つです。

① 「気合と根性」「力づく」で音を出そうとしている

「とにかく大きく吹け」「ベルを上げろ」「力強く押し込め」といった指導をそのまま真に受けてしまい、マウスピースを唇にものすごい勢いでプレスする癖がついてしまいます。その結果、本来は楽に出せるはずの中音域まで鳴らなくなり、かすれたりすぐにバテてしまいます。

② 「息の支え」の本当の意味が分からない

「お腹から息を入れろ」と言われても、具体的にどう息を吸って使えばいいのか、学校の部活ではじっくり教わる時間がありません。胸だけで浅い呼吸をしていたり、息のスピードが足りていないと、スムーズな音は鳴りません。

③ 「自分の今の状態」を客観的にチェックしてもらう機会がない

部活や独学最大の壁は、無意識の癖を指摘してくれる第三者の目がないことです。間違ったフォームのまま何時間練習しても、かえって変な癖が固定化してしまい、そこを脱するのにかなりの時間を要してしまう場合があります。

【今日から試せる!】音がスムーズに出るようになる3つのコツ

女性がトランペットを吹いている口元の画像
では、部活や独学のモヤモヤを乗り越えて「気持ちよく響く音」を手に入れるためには、どうすればいいのでしょうか。今日から実践できる3つのステップをご紹介します!

コツ①:「正しい振動」を作る

まずは楽器本体から離れて、唇のウォーミングアップをしましょう。

ポイント: まずはマウスピースをつける前に、唇の動きだけで確認します。息を「フーッ」と吹きに行くのではなく、「唇が触れ合って破裂した音(プッ)」を出します。
その後にマウスピースを当てて「プップップ」と繰り返します。この時も、まだマウスピース特有のバジングの音は鳴らさなくて大丈夫です。
慣れてきたら、音の形を「プップップ」から「プープープープー」と伸ばしていきましょう。

そして、左手にトランペット本体を持ち、右手でマウスピースを当てたまま「プープープープー」と続けながら、そのまま楽器に接続してみてください。驚くほどリラックスした音が出ます。
最初からバジングの音のままで楽器に付けると硬い音になりがちですが、「プップップ」から「プープープー」へと息を増やしていくことで、自然な唇の抵抗が生まれます。思ったよりも力まずに、遠くに飛ぶ音が出るはずです。

コツ②:息をまっすぐ送り出す

「音を当てにいこう」とするのではなく、お腹にある息を長くまっすぐ吐き出してみましょう。

ポイント: お腹まわりをしっかり支えながら息を吸います。場合によっては、ベルトなどで腹圧を感じながらたっぷりと息を吸うのもおすすめです。気合で力むのではなく、息のスピードと舌の位置で音の高低をコントロールするのが、バテないための最大の秘訣です。

コツ③:脱力とリラックスを意識する

高い音を出そうとしたり、本番などで焦る時ほど、体全体が力んでしまいます。

ポイント: 座奏の場合は椅子は浅めに、立奏の場合は重心が上がらないように意識しましょう。胸で浅く呼吸をするのではなく、ベルトが当たるあたりに息を溜め込むイメージで大きく吸います。

【私の生徒さんもこうして変わりました!】正しい身体の使い方で、力まずに音が出る!

自信に満ちた晴れやかな笑顔でトランペットを演奏している女性
ここで、実際に私のレッスンに来てくださった生徒さんのエピソードをご紹介します。

ブラスバンドでコルネットを担当されている学生さんがいらっしゃいました。「部活の限られた時間の中で練習しているのに、取り組む曲も自分にとっては高い音ばかりで、先輩みたいに良い音が鳴らない……」と、かなり悩んでいらっしゃいました。

状態を見てみると、音が高くなるにつれてマウスピースを強くプレスしていらっしゃいました。先輩からも「マッピを押し付ければ高い音が出る」と教わったとのこと。学校の部活では大勢を一斉に見るため、練習時間も限られており、どうしてもそうした細かい部分まで目が行き届かないものです。

そこでレッスンでは、「力任せに吹くのをやめること」「プレスは極力しないこと」「お腹の息の支え(腹圧)を使って、息のスピードで音をコントロールすること」を、実際の音を聴き比べながら丁寧に紐解いていきました。いつもレッスンでは「最後に頼れるのは『息』だよ。空気は無料だから、たくさん使おう!」とお伝えしています。

最初は「こんなに力を抜いて本当に鳴るの?」と驚いていましたが、正しい体の使い方を覚えていくうちに、「力づくで吹かなくても、こんなに楽に音が出るんだ!」とご本人もすぐに気づいてくれました。高い音は技術です。習得には少し時間がかかることもありますが、一つ一つパズルを解いていけば、必ずスルッと高い音が出せるようになります。

【まとめ】もっと詳しく、楽しく上達したい方へ

トランペットは、学校の部活や独学だけでは気づきにくい「正しい使い方のコツ」さえ掴めば、誰でも驚くほど心地よい音が鳴らせるようになる楽器です。

「部活で頑張っているけれど、なんだか行き詰まっている……」
「独学で練習しているけれど、これで合っているのか不安……」
「もっとかっこよく吹けるようになって、周りと差をつけたい!」
そんな風に感じている方は、ぜひ一度、体験レッスンにいらしてみませんか?

体格の良い人は、エイッと力を入れたら音が出てしまうこともあります。でも、みんながみんなそうではありません。長く楽器を続けていきたいのであれば、体格の良し悪しは関係なく、リラックスして楽器を吹くことを第一に、音楽と向き合うことが大切だと考えています。

学校では教えてもらえないような楽器の仕組みや、あなただけの癖に合わせた解決策を、一人ひとりのペースに合わせて優しく丁寧にお伝えしています。
教員免許や豊富な指導経験を活かし、あなたの「できた!」という笑顔を引き出すお手伝いを全力でサポートさせていただきます。どうぞお気軽に、一歩を踏み出してみてくださいね!


「力任せの演奏」から卒業して、もっと楽に良い音を鳴らしてみませんか?

トランペット科講師のYuzu先生トランペット科講師のYuzu先生

「高い音を出そうとすると、どうしても唇に力が入ってしまう」
「部活の先輩の教え方が、自分には合っていない気がする」

そんなお悩みやモヤモヤを抱えている方は、ぜひ一度、Yuzu先生の体験レッスンにお越しください!

コラムにもある通り、トランペットは「気合と根性」で無理やり音を出す楽器ではありません。Yuzu先生のレッスンでは、あなたに合った正しい「息の支え」と「唇の脱力」を、プロの視点から分かりやすく直接指導してくれます。

本当の正しいフォームを身につければ、「こんなに軽い力で音が出るんだ!」と驚くはずです。部活での演奏がもっと楽しくなる、そして長く楽器を愛せるようになるための第一歩を一緒に踏み出しましょう!
まずは体験レッスンで、今のお悩みや目標をリラックスしてお聞かせくださいね。

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