【打楽器】プロも使っている!初心者から上級者までオススメの小太鼓(スネアドラム)教本4選

【はじめに】「基礎練習って何をすればいいの?」という壁に当たったら

【はじめに】「基礎練習って何をすればいいの?」
打楽器を始めようと思い、スティックと練習台を最初に購入された方も多いのではないでしょうか。
最初のうちは、叩けば音が出る手軽さに魅了され、思い思いに叩いたり教えてもらった基礎練習をしたりと、楽しく練習されていることと思います。

しかしそのうち、「練習って何をすればいいの?」「音階がないから、どうやったら良い演奏が出来るのか分からない」と、大きな壁に当たる時期がやってきます。これは打楽器を学ぶ上で誰もが通る道です。

今回は、そういった状況に陥った際にオススメできる「小太鼓(スネアドラム)のための教本」をレベル別に皆さまにご紹介します!

【初心者向け】まずはここから!打楽器の基礎を作る2大教本

・Stick Control / George Lawrence Stone

Stick Control / George Lawrence Stone
基礎練習に困ったら、まずはこれです!ピアノを習ったことのある方なら「ハノン」という名前を耳にしたことがあるかと思いますが、打楽器における「ハノン」にあたるのがこの教本です。

本を開いてみると、少し驚かれるかもしれません。そこに書かれているのは、たくさんの8分音符と、”R”と”L”のアルファベットのみ(R=Right, L=Left…すなわち手順を表しています)。

一見簡単なように見えますが、実際に取り組んでみるとその奥深さに気づくはずです。最初はリズムがブレたり、音色が揃わなかったりする方がほとんどではないかと思います。

人間には利き手や身体の重心があるため、「左右差」がある人がほとんどです。しかし、この左右差は打楽器の演奏において大きな壁となります。『Stick Control』は、自分の左右差を知るのに最も適している教本であり、打楽器における基礎の全てがつまっていると言っても過言ではありません。
いつもの基礎練習に行き詰まりを感じた方は、ぜひ取り入れてみてください。

・Modern School for Snare Drum / Morris Goldenberg

Modern School for Snare Drum / Morris Goldenberg
こちらの教本も、最初に壁に当たった方へオススメできる一冊です。

最初は『Stick Control』から派生したような簡単な練習曲が続きますが、次第に装飾音符やロールが入った練習曲、デュオなどが加わってきます。

この教本に取り組む時に忘れてはならないことは2つ。「左右差なく均等に叩くこと」と「スネアドラムで歌うこと」です。
曲らしいものに取り組めるようになると気持ちも弾みますが、焦ってしまい、せっかく積み重ねてきた基礎が台無しになってしまっては意味がありません。常に左右差に気を配り、均等に叩けるように意識しましょう。

だからといって、機械的になりすぎるのも避けるべきです。せっかく曲を演奏するのですから、多少の歌心も必要です。「リズムを演奏する楽しさ」を見出すのも、この教本の重要な役割です。

本の後半には、西洋音楽史上初めて打楽器のためだけに作曲された作品「Ionisation」のスコアや、いくつかのオーケストラ作品のパート譜も掲載されています。息抜きにスコアを眺めてみるのも面白いですよ。

【上級者向け】表現力とテクニックを極めるための名著

・Portraits in Rhythm / Anthony J. Cirone

Portraits in Rhythm / Anthony J. Cirone
こちらの教本は、いくつかの音楽大学の入試課題としても使われているものです。

この教本の中には50の練習曲が収録されていますが、そのどれもが先ほどの『Modern School for Snare Drum』よりも「実践的(音楽的)」と言えます。例えば入試頻出の13番には、強弱の変化はもちろんのこと、テンポの変化、音楽のニュアンスまで細かく記されています。

「この楽語はどういう意味なんだろう」「どうやったら音楽に表情がつけられるだろうか」。そんなことを考えながら1曲1曲真摯に取り組むだけで、表現の幅が広がること間違いなしです。

各曲の冒頭には丁寧な解説文が掲載されていますし、「Complete Study Guide」という公式の解説書も存在しています。少し余裕が出てきたら、楽譜以外の情報にも目を向けて深く読み解いてみるのもおすすめです。

・Douze Etudes pour Caisse-Claire / Jacques Delecluse

Douze Etudes pour Caisse-Claire / Jacques Delecluse
音楽的な表現よりも、さらに高度なテクニックに挑戦したいという方にオススメなのがこちらの一冊です。

この教本は、一筋縄ではいかない非常に緻密な内容になっています。拍をまたぐ連符が登場したり、通常の記譜とは異なる書き方がされていたり、subito p(突然弱く)が頻出したり……。中途半端に取り組もうとすると、すぐにつまずいてしまう難易度です。

最初は投げ出したくなるかもしれませんが、修行だと思ってとにかくじっくり、1フレーズずつゆっくりと練習していきましょう。その先には、必ず結果が実る日が来ます。
ちなみに、著者のDelecluse氏は、これ以外にも多くの教本・作品を発表していますが、どれも非常に挑戦的な内容です。ご興味があればぜひ調べてみてください。

【おわりに】独学の限界を感じたら、プロの視点を取り入れてみませんか?

【おわりに】独学の限界を感じたら、プロの視点を取り入れてみませんか?
ここまでオススメの教本を紹介してきましたが、これらの優れた教本を使って練習に取り組んだとしても、自分一人で「正しく叩けているか」を判断するのは難しく、独学には限界があるのもまた事実です。

「左右差がどうしても埋まらない」「ロールが綺麗に繋がらない」など、より高いレベルの演奏ができるようになりたい方は、ぜひ一度体験レッスンにお越しください。

皆さまの現在の状況やご要望をしっかりとヒアリングし、一人ひとりに適した教材・カリキュラムをご提案させていただきます!


あなたにぴったりの「練習メニュー」、一緒に見つけませんか?

カサメミュージックスクール クラシックパーカッション科講師 村田倫樹先生カサメミュージックスクール クラシックパーカッション科講師 村田倫樹先生

「教本を買ってみたけれど、自分の叩き方が合っているのか分からない」
「スティック・コントロールを練習しているのに、どうしても左右の音が揃わない」

もしあなたが独学でそんな壁を感じているなら、ぜひ一度村田先生の体験レッスンにお越しください。

スネアドラムは、グリップ(握り方)やフォームのほんの少しのズレが、上達の大きな妨げになってしまう繊細な楽器です。村田先生のレッスンでは、あなたの現在のフォームや左右差を客観的にチェックし、「どの教本の、どのページを重点的に練習すれば一番効果的か」を的確にアドバイスしてくれます。

プロの視点を取り入れることで、いつもの基礎練習が「意味のある質の高い時間」へと劇的に変わりますよ!
初心者の方から音大受験を目指す上級者の方まで、まずは体験レッスンであなたのご要望をお気軽にお聞かせください。

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