【はじめに】「バスクラは息が入らなくて難しい…」と悩んでいませんか?

「バスクラリネットってB管のように息が入らなくて難しい」「どうやって吹いたら良いかわからない」「なんだかナヨナヨした弱々しい音になってしまう」
そのようなお悩みを持つ方、たくさんいらっしゃるのではないでしょうか。バスクラリネットはクラリネットに比べて楽器も大きく重く、息もたくさん必要なため疲れてしまいますよね。実は私も最初はロングトーン8拍を伸ばすことすらできず、とても苦戦した思い出があります。今回はバスクラ初心者さんのための「まずはこれを意識しよう!」という大切なポイントをまとめました。
バスクラリネットを始める方の大半は、吹奏楽部でB管から持ち替えてバスクラを吹くか、最初からバスクラを担当するかのどちらかが多いと思います。クラリネット属の基本はB管クラリネットになるので、可能であればB管で基本を学びつつ、並行してバスクラリネットも始めるのが理想的です。もちろん私のレッスンでは「バスクラしか吹いたことがない」という方にも分かりやすく解説させていただきますので、ご安心くださいね♪
【姿勢・構え方】B管との違いは「床」で支えること!高さと姿勢を整えよう
B管との1番大きな違いは「エンドピンがあること」です。B管の場合は主に自分の右手親指で支えているので腕の角度や口の角度の調節がしやすく、自分の吹きやすいポイントが掴みやすい特徴があります。しかし、バスクラの場合は支えている部分は自分の親指ではなく「床」になります。そのため自分の吹きやすい位置を見つけるために調整するのは「自分の姿勢と椅子の高さ」になります。
バスクラを吹く時は高さ調節が可能なピアノ椅子を使用することが望ましいです。指導先で椅子を2~3脚積み重ねて高さを出して吹いている生徒さんを見かけたことがありますが、それでは椅子自体が安定していないため、重心が定まりづらく安定した音を出すことが難しくなってしまいます。
【アンブシュア】咥える深さと「包み込む力」で太い響きを作ろう

アンブシュアの基本はB管を吹く時と変わりません。「下唇を巻いて、マウスピースを咥える」誰もが最初に習うやり方です。ではいったい何が違うのかというとずばりマウスピースの大きさ。楽器が大きい分マウスピースも大きくなるため、奏者側も「口を開く大きさ」「咥える位置」「咥える力」を変える必要があるのです。
口を開く大きさと咥える位置は同時に解決できます。
B管クラリネットと同じ感覚で口を開くと、バスクラリネットのマウスピースに対してかなり手前で浅く咥えることになってしまいます。そうするとリードの振動を抑え込んでしまい息が通るスペースを潰してしまいます。結果的に音が出ない、出てもか細い音で息も持たない、となってしまうのです。
思い切って咥える位置を奥にしてみましょう。目安は「人差し指の第一関節分よりも少し奥」です。マウスピースは構造上咥える位置を奥にすればするほど口も縦に開けなくてはいけない仕様なので、咥える位置を変えるだけで口を開くことができます。
それでも音の鳴りが悪いという方、咥える力に着目していきましょう。私が今まで指導してきた生徒さんは大抵の方が「噛みすぎである」ように感じます。(私自身も噛みすぎていることがあり反省しています)もちろんある程度は口周りの筋肉の力が必要ですが、それは「縦に噛み締める力」ではなくて「口の横の筋肉を使って包み込むように支える力」です。
【息の使い方】深く吸って「均等に吐き切る」トレーニングを実践しよう
姿勢もアンブシュアも確認できたらいよいよ音を出しますが、ここで大事になるのが「息の使い方」です。楽器が大きいということは使う息の量も増やさなくては下管まで響かせて鳴らすことが難しくなってしまいます。アンブシュアの確認で口を開けるようになりましたから、思い切って深く息を吸い込み、しっかり吹き込んでみましょう。B管で演奏する時よりも深く吸うくらいの気持ちがちょうど良いと思います。当たり前のことですが、吸った分だけ吐くことができます。逆に言えばちゃんと息を吸わないとバスクラリネットのような大きな管体を響かせるほど吹き込むことはできません。
いざ吹く時に注意しなくてはいけないのが、首や肩に力を入れて顔が真っ赤になる程吹き込んではいけない、ということです。その吹き方をしてしまうと身体がこわばってしまいます。せっかく良い姿勢を心がけていても身体に力を入れて硬直してしまうと、音まで硬くなってしまうのです。加減が難しいですが、まずは1人でできる私がやっていた方法をお伝えします!
◎メトロノームを60のテンポで鳴らして2拍で吸って8拍で吐く。
【まとめ】基礎を固めれば、低音パートを支える演奏がもっと楽しくなる!

今回ご紹介した姿勢やアンブシュア、息の使い方は、始めたてのうちに意識して実践するだけで3ヶ月後、半年後の上達のスピードに大きな影響があります。それだけ基礎基本は大事なんですね。バスクラが自在に吹けるようになるとバンド全体を支える低音楽器の楽しさも味わうことができますよ!
それに、実はバスクラはB管クラリネットと同じくらい多種多様な演奏ができる楽器なんです。私のレッスンではそんなバスクラの魅力や可能性を皆さんと一緒に追求していきたいと思っています。もちろん、始めたての方、バスクラからスタートした方も大歓迎です!一緒に素敵な低音の世界を楽しみましょう♪
バスクラリネットならではの「太く豊かな低音」を、一緒に鳴らしてみませんか?


「B管から持ち替えたけれど、音が痩せてしまって上手く鳴らない」
「息がすぐ切れてしまい、合奏で低音パートを支えきれない」
もしあなたがそんな悩みを抱えているなら、ぜひ一度、石井優希先生の体験レッスンにお越しください!
バスクラリネットは、B管とは構え方も口の開け方も異なるため、一人で悩むよりもプロの目線でチェックしてもらうことが上達の一番の近道です。石井先生のレッスンでは、あなたに合った姿勢やアンブシュアの深さ、力みのない息の入れ方を丁寧にアドバイスしてくれます。
正しい吹き方を身につければ、無理な力を入れなくてもバンド全体を包み込むような温かく魅力的な低音が響くようになりますよ!
まずは体験レッスンで、今抱えているお悩みや目標をリラックスしてお話に来てくださいね。
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