今回はクラシックからジャズまで守備範囲の広いカサメミュージックスクールの人気講師、素晴らしいクラリネット奏者である糸井奈々先生にオンラインレッスンや普段のレッスンについてお聞きしました!
対面レッスン対応エリア:日吉
【糸井先生のレッスンはどんなレッスン?】
-まず、糸井先生のレッスンについてお聞きしたいのですが、糸井先生のレッスンはカリキュラムなどはあるのでしょうか?
糸井先生:基本的に「このカリキュラムで絶対にやりましょうね」みたいなのはやりたくなくて、最初の体験レッスンの時に、今どういう風にやってるだとか、レッスンで習うことによってどういう風になりたいかとか、希望をしっかり聞くようにしています。
「こういう風になりたい」とか「こういうところで活躍できるようになりたい」とか、そういう話をしてもらって、そこに最短で行けるようにレッスンの組み立てていきます。
例えば、これから吹奏楽団にアマチュアで入りたい場合だったら
基礎ももちろん出来ていたほうが絶対良いので、基礎やロングトーンはしっかりとやった上で、吹奏楽の場合はポップス系をけっこうやることも多いと思うんですけども、ジャズの曲が出てきた時に対応できるように、簡単なジャズの曲とかも余裕が出てきたらやっていただいたりしています。
あと、クラシック的な力もあったほうが絶対良いので、その2種類を見越してやったりですね。
はじめたての方は、楽器を吹くことに精一杯なこともあるので、慣れてからなどそういったプロセスはあるのですが
基本的には「こうやりたいな」って思っていることの延長線上で目指していけるようなレッスンにしていますので、人によって、本当にやってる内容が全然違ってきますね。
-誰でも一律のレッスンではなく、その生徒様一人一人の目標に沿ったレッスンにしているのには素晴らしいですね!何かきっかけがあったのですか?
昔、自分が教わる方の立場だった時にちょっとトラウマがありまして(苦笑)
初めて楽器を習おうと思った時に、押し付ける感じの先生に出会っちゃいまして…
楽器を置いて「リードはもっとこうじゃなきゃダメだ」とか
こちらの吹き心地とかは置いて「もっとこうじゃなきゃダメだ」とか全部押し付けてきて、すごく吹きにくくなっちゃったんです。
せっかく練習でできてたことが、先生の前で恐がってできなくなっちゃうと気持ち的に続けたくないって思っちゃうと思います。
そのトラウマが潜在意識にあるのかもしれません(笑)
それで、自分は絶対にそうはなるまいと、
ちゃんと生徒様の話をしっかり聞いてからレッスンをするようにしています。
-レッスンに来られる方は年齢層やレベルなど、どういったかたが多いですか?
クラリネットを習いに来る方って、みなさん吹奏楽を経験されています。
例えば小学校や中学校とかで吹奏楽をやっていたけど、大人になって余裕が出来たから、もう一回クラリネットを続けてみようとレッスンに来られる方が多い印象があります。
社会人の方はもちろんおられますし、中にはご年配の方もおられましたり、小学生や中学生の方もおられます。
小中学生の生徒様はその学校で吹奏楽をやっていて、そこでやっている曲を見て欲しいとかもありますので、年齢層はバラバラですね!
【クラリネットのオンラインでのレッスンに必要なもの】
-クラリネットレッスンをオンラインで受けたい場合、必要なものとして
楽器・ネット環境・パソコン(もしくはスマホかタブレット)が必要かと思いますが、他に用意しておいたほうが良いものはありますか?
レッスンを受ける前に、譜面の共有を事前にしていただければありがたいです。
事前に共有しておかないとレッスンの時間がなくなっちゃうので、事前に「こういうのやってます」とかLINEなどで送ってもらうようにしてます。
-オンラインレッスンだと譜面を画面共有したりできるので便利ですよね!
また、クラリネットのレッスンの場合、楽器以外に特別な機材などは必要ないのはお手軽で良いですね!
あとやっぱりオンラインは遠くても場所は関係ないって言うのは大きいですね。
生徒様が片道30分だったとしても、生徒様がお仕事の後とかにレッスン受ける場合とかはやっぱり疲れちゃいますしね。
それが、家でできるとなるとやっぱり良いですよね。
今、東北に住んでる方をオンラインレッスンでやってるんですけども離れていても、こうしてレッスンができるのはいいですね、インターネット環境があれば全国どこまででもレッスンができるというのはやっぱり凄い良いですね。
【クラシック音楽以外にジャズ系も!】
-クラリネットはクラシックの印象が強いのですがジャズの音楽もされているのですか?
そうですね、ジャンルで分けると、どちらかというと演奏スタイルはクラシックが多いですが、ジャズの曲もあります。
コンサートホールなどを使って、クラシックの曲でプログラムを作って演奏していくようなスタイルが多いので基本的にはクラシックの演奏が多いです。
ただ、中にはジャス寄りの楽曲や、クラシックをジャズアレンジにした曲の演奏もしています。
-クラリネットはクラシック音楽のイメージがありますが、昔のジャズとかはベニー・グッドマンとかの影響で、クラリネットがジャズで使用される楽器のスタンダードだった時代もありましたよね。
そうですね、ベニー・グッドマンやアーティ・ショウが凄く強かった時代が終わってから、ジャズのクラリネットの印象はちょっと下火になっているかもしれません。
今ももちろん日本でジャズクラリネットで第一線で活躍しておられる人もおられますが、一般的には活躍が見えにくいのかもしれませんね。
まとめ
糸井奈々先生のオンラインレッスンは
・レッスンは生徒様の目標や、やりたいことをお聞きして、そこに向けてレッスンをするので、一人一人その生徒様によって合わせたレッスン!
・必要なものは楽器とパソコンやスマホがあればOK!
・クラシック音楽はもちろん、吹奏楽団の演奏会で登場するようなポピュラーミュージックや、ジャズ系の音楽も幅広く!
糸井先生は技術はもちろん、とても明るく優しいお人柄であり、レッスンも一人一人に合ったレッスンを丁寧に進めていただける先生です。
クラリネットのレッスンを受けてみたい方はインターネット環境と楽器があれば場所を選ぶことなく受講できますので、ぜひ体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか?
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