しゅうぞう先生にボーカルのオンラインレッスンについてお聞きしました

ボーカルのレッスンは、楽器ではなく声を操る為、楽器のレッスンとはかなり違う部分も多く、オンラインレッスンともなると音の細部まで聞き取れるかなど心配なこともあるかと思います。今回は大人気ボーカル講師、しゅうぞう先生にオンラインボーカルレッスンについてインタビューさせていただきました。

【講師プロフィール&レッスン内容】

☆主なレッスン場所
新宿、初台、幡ヶ谷、笹塚、代田橋、明大前、芦花公園、千歳烏山、仙川、国領、布田、調布、西調布、飛田給、京王稲田堤、渋谷、下北沢、新代田、東松原、狛江、喜多見、大塚、池袋、高田馬場、新大久保、代々木、原宿、南新宿、代々木八幡、梅ヶ丘、経堂、祖師ヶ谷大蔵、登戸、向ヶ丘遊園、生田、オンラインボーカルレッスン

訪問・出張レッスン対応地域:京王線(府中〜新宿)、京王井の頭線(明大前〜渋谷)、小田急線(新宿〜新百合ヶ丘)、山手線(大塚〜渋谷)、相模原線(京王稲田堤)

【オンラインレッスンについて】

-オンラインレッスンでは直接音が聞こえなかったり、対面と色々と異なる部分が有ると思いますが、オンラインならではのメリットはありましたでしょうか?

僕自身ちょっと敬遠していた部分があって、対面でやることによって分かることの方が確実に多いなって思っていて、出張するのも苦ではなかったので基本的に出張でやっていたのですが、でも実際やってみたら結構良いなと思いました。

音声の質というか、英語講師もやってたので前にSkypeで英語のレッスンをやってたのですが、その時に通信の関係もあると思いますがタイムラグが酷すぎて、

それで嫌な思いもあったのですが、FaceTimeとかお互いのWi-Fiの環境がちゃんと整っていれば、結構スムーズに行くなと思いました。

iPhoneとかApple製品を使ってる人はFaceTimeなんですが、Apple製品同士なので相性も良いので、今はすごい良いなって思ってます。

ただFaceTimeはインターフェイスを繋いでも意味がなくて、
ZOOMは出来るのですが、インターフェイスを持ってる生徒さんは少ないので、割とそこは事足りてるかなっていう感じです。

-オンラインレッスンを実際に実施してから、想定外の良い発見などはありましたか?

“倍音”ってあるじゃないですか?

声の倍音が結構多い人って、音程がちょっとズレててもあまり気にならないっていうことがあります。それは要するに誤魔化しが効くってことなんですけども、このオンラインレッスンをしてると、その倍音が結構消えて、ちゃんとした音程が聞こえるから、誤魔化しが効かないというのはありました。

なので音程をシビアに、より分かるというか、元々僕は音程に厳しい方なんですけど、(厳しくは言わ無いですけど)「あれ?この人こんなピッチだったっけか?」
とか、なのでこちらも下手な音程は出せないなっていう感じはあります。

-なるほど、確かにそれは実際にやってみないと発見できなかった特徴ですね!
逆に、オンラインレッスンは当然ですがスタジオの移動など無く、基本家で実施出来ると思いますが、それはやはりメリットとして大きいですか?

大きいですね、例えばカサメのレッスンスタイルとして、スタジオを移動したりしますが、スタジオの予約ってだいたいは1時間単位なので

例えば「12:15から入りたいです」と言われても入れなかったりするわけですよね、30分から予約出来るスタジオもありますけど、次のスタジオに移動する時、そんなに時間がかからないのに、また1時間待たなきゃいけない。

間が空いてしまう、これは皆さん同じような意見を持ってると思うんですけど。これを待たなくて良いっていうのが大きいですね。

スタジオレッスンしてる時も、頑張って1つのスタジオに集まれるようにはしてみたんですけど、でもやっぱり難しい時もあるので、オンラインだとちょっと時間がズレても対応できるので、お互いにメリットがあってありがたいですね。

【レッスンについて】

-生徒様には色々なレベルや目標があると思いますが、それによってカリキュラムが用意されているような進め方ですか?

自分でいうのもなんですけど、僕は結構引き出しが多い方だと思います。

・ボイストレーニング
・発声
・歌唱トレーニング
・発音の調音
・結構難解なリズムトレーニング
・子音とか母音とかの調音の仕方(どうやって発音するとこういう変化があるよ、というような)
・アレクサンダーテクニーク(体を使った骨格のどこを動かしたら声が出るみたいなトレーニング)

大雑把な基礎から細部まで出来ますが、本当に生徒さんの症状に合わせてって感じであとはニーズですね。

例えば、高い声を出したいんだったら、どういう風にアプローチしていくかというと、まずいきなり歌を聞きます。

「発声なしでもう歌うんですか?」って言われたりするのですが、カラオケ行く前に「発声練習しないよね」という感じで、今の素の歌を聞いて、ここはこうか、など分析したことをメモって、そこからカウンセリングしてどういう風にしたいかをヒアリングします。

そこから「僕はここがこうだと思う」というのを擦り合わせてやりますが、一概にこれは絶対やるというよりは、人によって症状が違うので、発声の場合はその人の声を聞いてカテゴライズします。

この人はこういうタイプ、だからこういう練習をしよう!
そうすると、用意している練習方法のカテゴリに当てはまるんですよね。
それで練習方法を決めていく。

このカテゴライズの仕方は、“関ジャム”という番組でボイストレーナーの安倉さんという方がおられまして、その方が提唱してるカテゴライズの仕方です。

“speech level singing”という団体がありまして、マイケルジャクソン、ホイットニーヒューストン、スティービーワンダーとか、ボイトレを受けてる人がいまして、その人が提唱してるのですが、その人がまずやるのがカテゴライズです。どういう声かなどでその人に合う練習メニューを当てはめてくものですが、僕もそれを使ってます。

-これからボーカルレッスンを検討されている方に一言お願いします!

オンラインレッスンを受講される生徒様へ

はじめまして。
ボーカル講師のしゅうぞうです。

新型コロナウイルスの影響で、レッスンの在り方が変わってきました。

オンラインで歌のレッスンができるのか?と不安な気持ちを持っている方も多いかもしれません。

対面よりも高いクオリティで得られるものもオンラインレッスンではいくつかあります。
それは、オンラインレッスンを実際に行ったことで発見することができました。

世の中がこう言った状況になっても歌いたいと願う方々に寄り添い、見出すことができたオンラインレッスンならではのメリットを活かしてレッスンを実施させていただきます。

画面越しにお会いできる日を楽しみにしております。

まとめ

・オンラインレッスンでは“倍音”が消えるため誤魔化しが効かず、音程に対してよりシビアなレッスンが出来る。

・オンラインレッスンはスタジオを利用しない為、1時間単位の縛りが無くなり生徒様とスケジュールがつきやすい。

・レッスンでは、海外のトップミュージシャンの間でも多く活用されている精度の高いメソッドでレッスンをする。

しゅうぞう先生は、高度なテクニックや音楽の現場経験などに加え、様々なレッスンメニューを実施できるレパートリーや、課題を見つけ出す分析力、また、ポピュラーミュージックの本場アメリカでの音楽経験による英語の発音や音楽のルーツなどの知識や経験値は、これ以上とないほど優秀な講師です。

初心者の方も、さらに上達したい方もレッスンを検討をされている方は是非、しゅうぞう先生のレッスンを選んでみてはいかがでしょうか。

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