サクソフォーン奏者、関根有希先生にインタビュー

みなさんこんにちは、カサメミュージックスクールです。
今回はサクソフォーン奏者、吹奏楽部のディレクターもされている関根有希先生にオンラインレッスンなどについてインタビューさせていただきました。
筆者である私も学生時代吹奏楽部に所属していた経験があり、今思えば正しいかどうかも疑問だった練習方法や、目的もわからない基礎練習を機械的にやっていた経験があります。
今回は関根先生にそういったことも踏まえレッスンの進め方やオンラインのレッスンについてお聞きました。

【関根先生のプロフィール&レッスン内容についてはこちら】

主なレッスン場所
川崎、京急川崎、八丁畷、東白楽、白楽、反町、武蔵小杉、新丸子、向河原、東神奈川、仲木戸、京急東神奈川、オンラインサックスレッスン

【オンラインレッスンのメリット】

指の動きは大まかにしか見えないと思っていましたが、想像よりも細かいところまで見れたのでとても驚きました。
また、アンブシュアも角度程度であれば画面越しでもわかるので、そこにも驚きました。
指の動きやアンブシュアの角度も音色作りには大切な要素ですが、対面レッスンだと音色が簡単に聴ける分、ニュアンスの方に捉われてしまい、気をつけてはいても動きに関して曖昧になってしまう傾向があるので、オンラインレッスンは動きに特化できることが大きなメリットだと思います。
あとは対面の場合だと私のスケジュールと、生徒様のスケジュールが合いにくいこともあったのですが、そこがかなり合わせやすくなるところは、単純に良い点だなと思います。

【吹奏楽のディレクターをしている関根先生ならではのレッスン】

-関根先生はクラシックがメインだと認識しているのですが、やはり生徒様は主に吹奏楽部に入っている学生であったり、吹奏楽団やオーケストラに所属している方が多い傾向にありますか?

そうですね、吹奏楽部に入部している学生や、一般の吹奏楽団に入ってる社会人の方が、実際にやる曲のレッスンをしてほしいということで、基礎とその曲のレッスンをしたりしています。
私は小学校、中学校、高等学校で吹奏楽のバンドをディレクターしているので、その目線でその曲に関しては教えてます。

-実際に様々な吹奏楽を現役でディレクションしている方の目線なので、ただ一曲をレッスンするにしても、バンドの人数や編成などのバランスも加味してレッスンいただけるとなると、より実践的ですね!

そこが私の一番の強みかもしれないです。
スコア譜が用意できる方には持ってきていただいて、全体像を見て判断みたいなのもしやすかったり、例えばクラリネットと一緒だったらこういう感じがいいと思いますとか、トランペットと一緒だったらこういう感じがいいと思いますとか、そういうアドバイスもできると思います。
ソロの場所はやりたいようにやれるように、引き出しを多く持てるように指導させていただくって感じですね。

-レッスンには楽器を触ったことも内容な完全な初心者の方からも受講可能ですか?

もちろん可能です。
私の生徒様の場合は「楽器組み立てるのも初めてです」という方も多くいますし、実際に楽器を選定させていただいた方もいます。 最初からの方は、組み立て方やお手入れの仕方、リードのつけ方など全部一から教えるのですが、伝えたらそれを忠実に守ってくださるので、私はやりやすいです。他にも大人の方でサックスをはじめたいんだけど「先生から探しました」みたいな方もいたり、以前に「バリトンサックス買っちゃったんですけど先生がいなくて」ていう方もいました。

そのバリトンの方は、凄く熱心な方だったので自宅に防音室も買われて、上達が早かったですね。
すごいハードなお仕事をされていましたが、スケールは全調できるように なっていたのですごかったです。

もちろんそこまで練習できない方もいますし、大人の方はお仕事もあるので、のんびりやりたい方にはストレス発散の一つとして考えてもらえるようレッスンを組んでいます。

-サックスにはいくつか種類があると思うのですが、関根先生のレッスンはアルトサックス以外もレッスン可能ですか?

私はアルトで指導しますが、生徒様のお持ちの楽器はアルトだけでなくテ ナー・バリトンも可能です。
テナー・バリトンは得意なので、テナーの中低音の魅力・バリトンのベース の魅力もしっかりと伝えられると思ってます。

【基礎レッスンについて】

-これはあくまでイメージなのですが、クラシック音楽の世界だとレッスンでは基礎が非常に重要視されてるイメージがありますが、関根先生のレッスンではどのようなレッスンをされるのですか?

クラシック出身なのでもちろん基礎は大切にしていますが、ただ単に基礎をやるのではなく、基礎を曲に繋げたいと思っています。
実際ドレミファソラシドの順番のフレーズはほとんどないじゃないですか。
なので、フレーズにある音を繋げてロングトーンする事で、息使いや指の動きなどに気をつけて練習してもらいます。

そうすると自然と曲でも意識できるんです。

私自身が学生時代に、基礎練習を頑張っても曲が上手くなったという手応えがなかったので、その経験から基礎と曲の関連性を考えた指導をしたいと思うようになりました。

あと管楽器の場合は、打楽器や弦楽器と比べて、基礎練習にロングトーンなども加わってくると思うのですが、そういった基礎練習の役割はやはり重要な要素ですか?

そうですね、タンギングやアーティキュレーション関しては、曲の中でも練習ができますが、ロングトーンに関しては、音色の要になる練習なので欠かせないと思っています。
ロングトーンを通して楽器の特性を知ることや息使いのウォーミングアップにもなりますし、楽器やリードを育てることにも繋がります。
歌でいう発声練習みたいな感覚ですね。

 

まとめ

・サックスはオンラインレッスンでも、指の動かし方やアンブシュアも精度良くレッスンできる。
・関根先生は様々な吹奏楽部のディレクターをやっておられるので、吹奏楽などのオーケストラに所属する生徒様のそれぞれのポジションを加味してレッスンしていただける。
・初心者の方でも、組み立て方やリードの付け方などから正しく指導いただけるのでレベル問わずレッスンが受講できる。

冒頭に述べたとおり、筆者も吹奏楽に所属していた経験がありますが、特に部活ではほとんどの部員が同じスタートラインから始め、特別優れた運動神経も不要で、練習時間も概ね変わらないのにも関わらず全国レベルと地区大会では圧倒的な差が出ます。

それはやはり同じ練習量でも練習内容によって成長速度が変わり、その個人プレーの集合体が文字通り”合奏”で演奏のクオリティが変わるのだと思います。

関根先生はクラシックでの様々な音楽シーンで活躍され、奏者としても講師としても非常に優秀な先生ですので、間違いなく正しい方向で上達することができ、オンラインでもレッスンが受講できるようになった時代の特権をフルに活用して、関根先生のレッスンで上達してみてはいかがでしょうか?

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