♪実践を意識しながら学びましょう♪

【榊原太郎先生 ジャズ理論教室について】
☆レッスンの進め方☆
何か具体的な目標をお持ちの方は、それに向かって一緒に取り組んでいきましょう。漠然と基礎から学んでみたいという方は、基本的な事柄から順番にやっていきましょう。
音楽理論は、「一つの事柄をいろんな角度から、違った言葉で捉える」という面がありますので、まずは「出来るだけシンプルに全体を捉えてから細かな要素にも触れていく」というのが良いのではないでしょうか。
ある程度理解した後は、楽譜を書いたり簡単な作曲や編曲をしてみるのも良い練習になると思います。
☆初心者の方へ☆
ジャズ理論というと、コードやスケールの色々な捉え方の話がまずイメージされるかもしれませんが、他のミュージシャンと言葉や楽譜で正しく効率的にコミュニケーションを取る為に知っておくべきこともあります。
まずは「音程、調性、和声」などの基本的な音楽理論について理解して、それからジャズ特有の理論の捉え方に進んでいきましょう。
楽器をされる方は、実際にご自分で音を出しながら耳からも学んでいけると良いかなと思います。
☆経験者の方へ☆
すでに理論的なことを習得されてきた方は、楽譜制作から簡単な作曲や編曲、もしくは色々な編成のアンサンブルのアレンジなどをやってみながら、身につけた知識を実践に落とし込んでいくことをご提案します。
理解するよりも使う方がより時間がかかりますし、なかなか大変な作業です。
ホーンセクションのアレンジなどを出来るようになることはハーモニーの理解にもつながりますし、一度書いておけば後々役に立つかもしれませんから、一緒に取り組んでいきましょう。
☆講師としての強み☆
コントラバス奏者の視点から、ベースラインの組み立て方などにも私なりのメソッドがあります。
またフランス渡航や留学を考えている方には、フランス語での音楽用語や、フランスのジャズの現場で使われている言い回しなども知っていただけると後々役立つと思います。
☆プロフィール☆
コントラバス奏者・作編曲家
6歳でピアノ、14歳でコントラバスを始め、吹奏楽やオーケストラで演奏。大学在学中からジャズベーシストとして活動を開始し、九州を中心に自己のグループや国内外の音楽家のサポートの他、クラシックの室内楽など様々なジャンルに携わる。
2014年にフランスへ渡り、エコール・ノルマル音楽院にてクラシック演奏をFelipe Canales氏に師事し第5教育課程を修了。その後モントルイユ音楽院にて、オルケストラ・ド・コントラバスなどで世界的に活躍するJean-Philippe Viret氏に即興演奏や作曲、発展的な奏法を師事。また編曲をSylvia Versini、リズムトレーニングを Stéphane Payen、アンサンブルとDTMをDenis Guivarc’h各氏に師事し、DEM(仏国家認定ディプロム)を取得。
2017年パリ交通公団RATPの主催するMusiciens du Métroのオーディションに合格し、公認ミュージシャンとしてコントラバス・ソロの演奏活動を行う。
自己のグループではパリの老舗ジャズクラブSunset Sunsideなどで演奏。ピアニストBenjamin Gobinetとのデュオは2019年ブカレスト国際ジャズコンペティションでセミファイナリストに選ばれる。
2018年からは演奏活動の傍ら、フランス東部トロワ音楽院にてコントラバス科講師として勤務するなど指導にもあたる。
現在は帰国し、東京を拠点にジャンルを問わず演奏活動を行う。
2021年より世界的ジャズギタリスト増尾好秋氏のMAGATAMAに参加。

